ファンダメンタル分析の方法
1.会社の財務諸表や、四季報から、会社の成長性や、
財務状況の健全性を考える。
2.会社を訪問する等してより詳しい情報を得る。
基本的には上記の2つしか方法はないと思っています。
「2.」もできればベストですが、
はっきり言ってどうやって会社を訪問していいのかもわからないし、
そもそも腰が重いというが実情だと思います。
(ただ、ファンダメンタル投資で成功した人間の多くに、
会社訪問を何度も繰り返した人物が多いのは気に留めておいてください。)
そこで「1.」を使う場合が圧倒的に多くなるわけですが、
そもそも財務諸表ってなんだ?という方も多いと思いますので
以下で簡単に説明します。
財務諸表は主に以下の3つから成り立ちます。
1.B/S (貸借対照表)
資産と負債と資本を示します。企業の「健康診断書」のようなものです。
2.P/L (損益計算書)
収益と費用を示します。企業の「成績表」のようなものです。
3.C/F (キャッシュフロー計算書)
現金の出入りを示します。企業の「血液診断」のようなものです。
イメージ的にはB/Sによって、会社のとある時点の状態を把握し、
その状態になるまでにどんなお金の流れがあったのかを
P/LとC/Fで把握します。
この3つについては、説明を始めるときりがないので
このくらいにしておきますが、
ファンダメンタル分析をする上で必須となります。
1点補足しておくと、これらを見るには各会社のHPに
アニューアルレポートの形で全てが記載されていて誰でも
見ることが出来ます。
但し、上場していない企業では公開していない場合があります。
(どっちにしても上場してなかったら株取引は基本的にできないので
意味ないですが笑)
さて、上記財務諸表とは別に四季報というものがあります。
会社四季報とは、企業の財務状況・売上・発行済み株式数・社員数
平均給与・記者の視点から見たその企業の将来性や将来展望などが
記載されており、四季報だけを見て投資する人もいるくらいです。
こちらは書店にあるので見てみるとよいでしょう。