移動平均線とMACDを組み合わせて大きなトレンドを読む!
さて、これまで二つのテクニカル指標をご紹介しましたが、
この二つを組み合わせることでより信頼性が高くなります。
見る手順としては、
移動平均線とMACDがそれぞれ同じ向きでクロスをしているかどうかですね。
たいていはMACDが先にクロスをしてから、
移動平均線のクロスが起こることが多いのですが、
もちろん逆もありますのでそれは臨機応変に対応してください。
で、ポジションを取るタイミングなのですが、
タイミングとしてはまずはMACDか移動平均線のクロスを確認します。
たいていはMACDなので、ここはMACDが先にクロスしたと仮定します。
次に、確認するのは移動平均線のクロスです。
これが先ほどクロスしたMACDと同じ方向でクロスしたらエントリーをします。
じゃあ、実際この手法で行くとどれくらい相場が動くのか。
もちろん、だましに会う可能性もありますが、動く時はめちゃくちゃ大きく動きます。
少し例を見てみましょうか。
次の画像はユーロ円の1時間足です。
赤枠を見てほしいのですが、
MACDが先に下から上にクロスした後で、
移動平均線も同じ方向で短期が長期を上抜けしていますよね。
その結果、ユーロ円で300銭ほど動いていますね。
もちろん、途中で上げ下げがあるので、途中で決済する方もいますでしょうが、
粘ればそれくらい取れていたということです。
で、決済のタイミングなのですが、短期の移動平均線の向きが平らになるか、
逆の向きになった場合ですね。
そこで、決済をします。
MACDがエントリーと逆の方向にクロスした場合も決済のポイントです。
もちろん、どれくらい利益がのったら確定するというものを
決めておられる場合であれば、そこで決済するのもありです。
なれてくればローソク足の形などで、
まだ利益がのる方向に相場が動くかどうかの判断も出来るのですが、
初心者の場合は難しいですから。
自分の利益目標が達成されたらそこで利益を確定されることをオススメします。