ローソク足のここに注意!!
FXを始めて間もない人や、これからはじめようかと思う人に質問です。
相場の見方って知ってますか??
もちろん、相場を本当に読みこなすには経験が必要です。
どんな手法を学んでも経験が浅いと読みこなせるようにはなりません。
ですが、読み方というものは知っておかないと何をどうすればいいかわかりませんよね。
そして、FXの初心者はとりあえずFXがハヤッテルからはじめてみたのは
いいものの、チャートの見方がまったくわからないって感じではないでしょうか。
そこで、初心者でも簡単に出来るチャートの見方というものをここでお伝えします。
すごくシンプルなんで、今すぐにでも実践できると思います。
ぜひ利用してみてくださいね。
まず、基本となるのはローソク足です。
ローソク足ってご存知ですよね??
念のため、ローソク足について簡単にお話しておきますね。
ローソク足は始値・終値・高値・安値の4つの値で成り立っています。
ローソク足の形にはいろいろあるのですが、おおむね3タイプに分かれます。
この3つですね。
左が陽線と呼ばれるもので、始値よりも終値が高い場合のローソク足です。
幸先が明るいという意味で陽線と呼ばれています。
真ん中が陰線です。陽線の逆ですね。
で、一番右が、同時線と呼ばれるものです。
これは始値と終値が同じ時に出る線です。
一般的には相場には迷いがあるということを示します。
また、ローソク足を見ると上下に線がはみでていますよね。
それはひげと呼ばれるものです。一番下が安値で、一番上が高値をあらわしています。
で、このローソク足の一本がどれくらいの時間の値動きを表しているのかというと、
それは設定によります。
1時間のローソク足であれば一本辺り1時間の値動きとなりますね。
で、このローソク足なんですが、注意してほしい形がいくつかあります。
まず、一つ目は、長い上髭をつけたローソク足です。
上髭が長ければ長いほどそれより高い値にはいきにくい。
高値で売ろうとしている人が多いってことなんですよ。
これが上昇相場ででると、
そこで上げ土間って反転する可能性が高いと考えてください。
また、同じように注意してほしいのが下ひげです。
これは逆にそれより下がりにくいということを意味しています。
これが囲う相場ででたら、
そこで反転する可能性が高いというように考えてください。
それから、上昇相場が続いくなかで、
高いところで大陽線がでた場合も注意ですね。
普通の陽線よりも長い形の陽線です。
これがでると上げが強いからもっと上がるんじゃないかと思いがちですが、
高値でこれがでると最後っぺみたいな感じで捉えられています。
つまり、その後力を使い果たして反転する可能性が高いんですね。
また、下げトレンドの時に大陽線が登場すると、そこで下げ止まり、
反転して上げてくる可能性が高まります。
下げ止まりの目安としても使えるんですね。
また、高値で大陰線がでた場合も注意してください。
普通の陰線よりも実体が大きいやつですね。
上昇相場の高値で出ると、そこで反転して下がるという可能性が高くなります。
また、大陰線や大陽線は持ち合いの相場の時にでる場合も注意です。
持合の相場とは狭い値幅で値動きし続けている相場のことです。
そこに突如大陽線や大陰線が出ると相場が変わり、
上昇相場や下降相場になったりする可能性が高いです。
少し具体例を見てみましょうか。
次のページの画像を見てください。
赤枠を見ていただきたいのですが、値動きが小さいですよね。
上にも行かず下にも行ききれずという感じです。
そこに突如ピンクの枠で囲んだ大陰線が登場しています。
この大陰線の登場はそれまでの値幅を下回るものでした。
となると、ここで下げトレンドが始るなと読めます。
読みどおり、下げていますよね。
こういった持合相場の終了を告げる役割として、
大陽線や大陰線が登場することが多いので、
持合相場の時はそれが出ないかどうかを注意してください。
次に先ほどお話した同時線ですが、
これも上昇相場や下降相場ででた場合は注意してください。
この同時線が出る意味はそれ以上挙げようか下げようか
迷っているという意味ですから、そこで反転する可能性が高くなります。
このようにローソク足は出る場所でいろんな意味があるんですよね。
もちろん、一つのサインで判断するのは危険です。
相場を見てそのまま上げのサインか、
下げのサインかどちらがたくさん出ているかを考えて、相場を読むようにしましょう。