スワップ金利の落とし穴

スワップ金利の落とし穴

 

どの通貨でもうけようかなぁ♪

 

と夢を抱いている読者の方に横槍を入れるようで申し訳ないのですが、

 

スワップ金利にも当然落とし穴があります。

 

 

例えば一昨年あたりかな、ニュージーランドドルを買いませんか?

 

というCMがせっせと流れていたと思うのですが。

 

 

確かに上述の通り六大通貨と呼ばれるNZドルは高金利で魅力的な通貨です。

 

ところが、ニュージーランドは、人口がわずか400万人程度の経常赤字国です。

 

 

通貨の流通量もわずか。

 

 

万一、通貨暴落が起きた場合、あなたのポジションは誰が買ってくれるでしょうか…。

 

そんな場合のインフレリスクを頭に入れておいてくださいね。 

 

なぜ高金利にしている通貨があるのか?いろいろ理由はあるでしょうが、

 

金利を高くして海外の投資家に買ってもらいたいという思惑があるともおもわれます。

 

 

次に、この金利差は永遠に続くわけではないことも念頭に置きましょう。

 

日本の低金利がいつまで続くかという見通し次第ですが、

 

金利逆転となった場合には逆に損益を出すことになります。