○○時間を利用して20銭抜く技術A
仕掛ける前の準備
デモ口座でやる場合はそれほどナーバスになる必要はありませんが、
実際にリアルのお金をかけてやる場合に問題となるのが、スプレッドです。
特にこの朝5時とかの時間帯はスプレッドが変動性のところであれば、
ユーロ円で普段は3銭くらいのところが、
スプレッド10銭とかになっていたりします。
コレだといくら下げる可能性が高いといっても、取りこぼしたり、
逆に損をする可能性が高いですよね。
なので、できる限りスプレッドが小さい、
あるいは固定性の業者で口座を開設しておく必要があります。
そこで、私が利用してみて、この時間帯でスプレッドが比較的狭い業者と、
スプレッドが安くて固定されている業者をご紹介します。
(スプレッドが狭い)
・ODL JAPAN
http://www.odls.co.jp/index.html
ここはスプレッド変動性の業者ですが、
この時間帯でもユーロ円がスプレッド2でほぼ固定されているので、
かなり低コストで済みます。
変動型の業者でスプレッドの安定性ではかなりオススメの業者です。
(スプレッド固定)
・DRAGON FX 24
http://www.dragonfx24.com/dragon/index.html
ここはユーロ円でスプレッドが4、ポンド円で8で固定されています。
朝の時間帯ではポンド円だと平気でスプレッド15とかあったりする
業者もあるのですが、時間帯関係なく固定されているのはいいです。
このようにスプレッドが狭い、
あるいは固定されている業者でなされるのがオススメです。
さらに、この2つの業者に共通しているのは月曜の朝から土曜の朝まで
ノンストップで取引ができるというところです。
業者によってはこのスワップ金利がつく時間帯の前後20分くらいは
取引が出来ないというところがあるんです。
これだと、スワップがつく6時前まで仕掛けどころを検討することは
出来ません。見切り発車になってしまいます。
ですが、これらの業者であれば、
スワップがつく6時ぎりぎりまで仕掛けどころを考えることが出来ます。
いつしかけるのか
では、具体的にいつ仕掛けるのかです。
通貨ペアなんですが、できる限り値動きがあって、
スワップが大きいところがいいですね。
オススメとしてはユーロ円、ポンド円です。
ユーロ円なら10銭、ポンド円なら20銭くらいは安定して取れますね。
で、それらの通貨でいつ仕掛けるかですが、
チャートを開いたら、1時間足で、
これまでの値動きの流れを見てください。
そして、次に5分足や1分足といった短いチャートで、
この時間帯の値動きをチェックします。
直近の高値がどこらへんかをみるといいですね。
そして、できる限り直近の高値、あるいはそれに近いところで、
売りエントリーをしましょう。
時間的なタイミングとしてはそれが6時に近ければ近いほどいいですね。
逆に6時まで時間があるところでエントリーすると、
さらに値上がりしたりすることもあります。
なので、ローソク足や、使用しているテクニカル指標から、
この時間帯はまだあがりそうか、もうこれ以上は上がらないだろうかを
判断していく必要があります。
ここら辺はなれですので、経験をつんでいくしかありません。
エントリーをしたら、後は、6時になるを待つだけです。
6時になると、どうなるかというと、
スワップが確定した後の売りが殺到するので、下げ始めます。
これは17日のユーロ円15分足ですが、見事に下げていますね。
後は、決済するだけなのですが、
ここで注意してほしいことは欲張り過ぎないということですね。
本来は上げている途中であったという場合、
このスワップ確定売りが一通り収まると、
再び市場では買い注文が入ることが多いので、元の値段に戻ったり、
あるいはさらに上がったりすることがあります。
なので、成行で決済する場合は、ユーロ円なら10銭から15銭、
ポンド円なら20銭から25銭くらい下がったら決済されることをオススメします。
ただし、当然それほど下がらずに、戻ってくる可能性もあります。
なので、6時をすぎたらすかさず、ストップを買った値段か1銭+くらいに
入れておかれることをオススメします。
戻るときはほんとに一気に戻ってくるので、
決済が遅れると逆に損をする可能性もありますからね。
応用編
6時のスワップポイント確定による下げで、10銭から20銭くらいは
安定して取れるのですが、さらに取れる場合があります。
先ほどもお話したとおり、スワップ確定売りによる下げの後は、
戻ってくることが多いんです。
ですが、場合によっては、スワップ確定売りによって下げが加速することがあります。
それはどういうときかというと、
前日のアメリカの指標が悪化している時や、ダウ総合指数が大幅安で
取引を終了している場合です。
このような時は、その日の日経も前日よりも安値で寄り付いて、
その後しばらく下げ続けることが多いんです。
そうすると、ユーロ円やポンド円もそれにつられて
さらに下げることがあります。
こうなると、ユーロ円でも50銭、ポンド円で70銭とか
取れることもあります。
なので、慣れてきたらニュースなどで前日のアメリカの指標やダウの情報を
チェックして、下げが加速しそうかどうかを考えて大きくとりにいくというのもありです。
ですが、株価に連動しないこともありえますので、
やはりストップは入れるように注意してください。