FX初心者のためのテクニカル分析講座天底をよむRSI

天底をよむRSI

FXで投資自体が始めてという初心者はどうすれば勝てるようになるのか。

 

それはやはり、チャートの見方を勉強するしかありません。

 

短期売買の場合は特にチャートの見方がしっかり出来るかがかなり重要です。

 

 

もちろん、経済指標なども注意する必要がありますが、

 

まずはチャートをしっかりと見れるかどうかですよね。

 

 

そこで、今回、初心者でも理解し、実践できるように、

 

多くの人がチャート上で表示させているRSIというテクニカル指標の使った

 

テクニカル分析の仕方をお話します。

 

 

 

 

 

・RSIとは

 

まず、先ほどテクニカル指標というものがでてきましたね。

 

FXでは移動平均線や今回ご紹介するRSIといった

 

テクニカル指標がたくさんあります。

 

 

そのようなテクニカル指標を利用して、

 

為替レートの今後の動きを予測する方法がテクニカル分析と

 

呼ばれるものなんです。

 

 

つまり、チャート分析のことなんですね。

 

過去のレートの動きをグラフや図で表し、

 

そこに現れる動き・流れから将来の値動きを予測するというわけです。

 

 

 

このテクニカル分析が短期売買では一番重要といえると思います。

 

これが出来るか出来ないかがFXの短期売買で

 

稼げるか稼げないかにかかっているといえるでしょう。

 

 

で、今回ご紹介するRSIというのは

 

どんなテクニカル指標なのかですが、

 

RSIとは、正式名称を「Relative Strength Index」 といい、

 

日本語では「相対力指数」となります。

 

 

簡単にいえば一定期間内の相場において上昇と下落、

 

どちらに向けた勢いが相対的に強く働いているかを示す指標です。

 

 

とはいえ、定義をみただけではどんな使い方をすればいいのかがわかりませんよね。

 

そこで、次からはこのRSIの使い方を具体的にお話していきますね。

 

 

 

 

 

 

・RSIはこうみろ!

 

では、RSIの見方についてお話していきます。

 

まず、RSIは期間設定が出来ます。

 

これは一般的には14日間で設定されることが多いです。

 

もちろん、自分に合った期間があればそれに変えてもいいですが、

 

さすがに初心者でそれはわからないと思いますので、

 

はじめは14日間で見られることをオススメします。

 

 

で、このRSIで何を見るのかというと、相場の天井と底を判断します。

 

 

ご存知のとおり、FXなど相場のすべては一方的に上がり続けるということは

 

ないですよね。

 

上がったり下がったりの繰り返しです。

 

特に為替では上がったり下がったりという動きをすることが多いです。

 

 

そういった、天井と底をみるのにこのRSIが有効なんですよ。

 

 

まず、RSIを設定すると0%から100%までの数値が出ます。

 

そして、たいていは30%と70%にラインが弾いてあります。

 

このラインの意味はなんなのかというと、30%をRSIが下回っておれば

 

「そろそろ反転して上昇しますよ」、

 

70%を上回っておれば「そろそろ反転して下降しますよ」という

 

サインになるわけです。

 

 

なので、われわれとしたら、RSIが70%を超えているので、

 

そろそろ売りを考えようとか、30%を下回っているので、

 

そろそろ会を考えようといった感じで、エントリーのタイミングを図るわけですね。

 

 

この見方がRSIの基本となります。

 

 

買いのサインの一例がこれです。

 

FX,鬼,勝つ,秘密,スキル,法則

 

 

売りのサインの一例はこちら。

 

FX,鬼,勝つ,秘密,スキル,法則

 

 

 

両方とも上の点線が70%のラインで、下の点線が30%のラインです。

 

どちらも、それぞれラインを超えた後反転していますよね。

 

もちろん、すべてがうまくいくはずはありませんが、

 

売りと買いの目安としてはかなり有効なテクニカル指標だと思います。

 

 

特にローソク足の期間が大きければ大きいほど信頼性は増しますね。

 

 

 

 

で、次に、このRSIの応用的な見方をお伝えします。

 

まず、この画像を見てください。

 

FX,鬼,勝つ,秘密,スキル,法則

 

 

赤枠をみてもらえばわかりますが、一度RSIが70%を越えた後、

 

一旦下がって再度70%を超えていますよね。

 

 

このようにRSIの70%ラインは2回天井をつけることが多いんですよ。

 

 

もちろん、短い時間足だと3回、4回というのもありえます。

 

この画像は日足ですが、日足ですら2回天井をつけることが多いので、

 

天井での反転売りをする場合は、

 

RSIが70%を超えたのが初めてかそうでないのかをチェックしてください。

 

 

1回目であればもう一回上がってくる可能性があるので、

 

不用意に売りエントリーするのは危険だと思います。

 

 

 

 

それから、RSIでは30%と70%ライン以外に重要なラインがあります。

 

それが50%ラインです。

 

次の画像を見てください。

 

FX,鬼,勝つ,秘密,スキル,法則

 

 

赤い線は50%ラインですが、よくみるとなんどか50%ラインで

 

RSIが反転していますよね。

 

このように50%ラインはRSIの転換ポイントとしてなることが多いんですよ。

 

なので、エントリーをした後はこの50%ラインを抜けきるかどうかの

 

チェックも必ずしてください。

 

 

 

また、RSIは次のような場合も要注意です。

 

まずは画像を見てください。

 

FX,鬼,勝つ,秘密,スキル,法則

 

 

画像ではわかりにくいかもしれませんが、
上のローソク足の1回目の底よりも2回目の底の方が深いんですよね。

 

 

ですが、RSIをみると1回目の底よりも2回目の底の方が浅いですよね。

 

つまり、ローソク足とRSIで逆の減少が起きているんですよ。

 

こういうときは相場が転換する可能性が高いので、

 

その後のRSIの向きとローソク足の出方にしたがってエントリーすれば、

 

大きく取れる可能性があります。

 

 

今回は買いの場合ですが、売りの場合だとこんな感じです。

 

FX,鬼,勝つ,秘密,スキル,法則

 

 

こっちの方がはっきり逆になっててわかりやすいですね。

 

 

 

いかがでしょう。

 

RSIは天井と底を判断するのにとても優れたテクニカル指標です。

 

初心者でも比較的使いや吸い物なんでぜひ利用してくださいね。

 

 

ですが、このRSIも万全ではありません。

 

やはりだましというものがありえます。

 

 

なので、愚直に信用しすぎることはくれぐれもしないようにしてくださいね。