FXで重要な経済指標一覧 FX初心者がプロに勝つために投資ノウハウ100

FXで重要な経済指標一覧

 

それでは、どんな経済指標を注意すればいいかについてお話していきます。

 

 

まず、先ほどもお話しましたが、

 

政策金利は絶対に見逃さないでください。

 

 

どの国の政策金利もほぼ確実に大きく動きます。

 

特にアメリカのFOMC政策金利は

 

100%に近い確率で大きく値動きします。

 

 

平均でも50銭くらいは動きます。

 

 

このように政策金利に注目するのは当然なのですが、

 

ここではそれ以外に注目すべき経済指標についてお話します。

 

 

 

まず、アメリカで特に注目すべき指標は

 

 

 

・非農業部門雇用者数

 

・小売売上高

 

・TIC対米証券投資

 

・貿易収支

 

・実質GDP

 

・耐久財受注

 

・ISM製造業

 

 

 

 

ほとんどが7割以上の確率で為替相場を大きく動かす可能性のある指標です。

 

 

特に非農業部門雇用者数はFOMC政策金利と並ぶくらい重要な指標で、

 

かなり大きな値動きが起こります。

 

 

 

 

次にユーロで注目すべき経済指標です。

 

 

・IFO景気動向

 

 

ユーロ圏自身は実はあんまり大きく動く経済指標はありません。

 

ただし、ユーロはアメリカの経済指標の発表と同時に大きく動くので、

 

ユーロで取引をしている人は、

 

アメリカの経済指標のチェックを忘れないようにしてください。

 

 

 

 

 

次にイギリスの要チェック経済指標です。

 

 

 

・四半期インフレ報告

 

・小売売上高指数

 

・貿易収支と商品貿易

 

・消費者物価指数

 

 

 

貿易収支と商品貿易はポンドの割には値動きはそこまで大きくありませんが、

 

それでも高確率で値が動くので要チェックです。

 

 

 

 

 

 

・経済指標で利益を上げる取引とは?

 

 

さて、このような経済指標で大きく利益を上げるためには

 

どんな取引をすればいいのでしょうか。

 

 

この経済指標の発表で、大きく値が上がるのか大きく値が下がるのかは

 

実は発表されてみないとわかりません。

 

 

確かに一応予想はされていますが最近外れることが多いです。

 

特にアメリカの指標は外れやすい傾向がありますね。

 

 

なので、事前にどちらに動くかをはっきり予想することは結構難しいです。

 

 

となると、ひとつの方法としては、

 

大きく動いた瞬間に、

 

流れにあわせて注文を入れるというやり方があります。

 

 

1分のローソク足をみて、

 

値が動いた瞬間に注文を入れるというやり方です。

 

 

これだと多少のずれは生じますが

 

値動きの激しい経済指標なら、それでも40から50銭くらいは結構取れます。

 

 

 

 

でも、もっと大きく利益を取りに行きたいというのであれば、

 

オススメする方法は両建てですね。

 

 

両建てというのはロングとショートの両方のポジションを持つことです。

 

 

この両建てを経済指標発表前に行っておき、

 

指標が発表されたら、トレンドと逆のポジションを決済するというものです。

 

 

とはいえ、逆に動いた分はかなり損をしますから、

 

発表してから成行で決済するのではなく、

 

あらかじめどちらにもリミットを入れておいたほうがいいですね。

 

そうすることで、損は最小限ですみます。

 

 

どれくらいでリミットを入れておくかは、

 

発表直前の相場の値動きの幅から予想しておくといいでしょう。

 

 

あまりにリミットが近いと、発表前に決済ということもありますから。