重要指数投資法A
・まずこれだけは注意!
さて、このレポートでお伝えする取引手法は
重要指標を使ったものです。
一応ファンダメンタルズ分析の部類に入ります。
それでその重要指標を狙う前に、
ひとつだけお話しておきたいことがあります。
先ほどもお話したとおり、重要指標というものは
ほぼ毎日発表されますよね。
土日を除けばほぼ毎日何かしらの重要指標の発表があります。
じゃあ、このような重要指標を全部狙いに行くのかといわれると、
それはNO!ですよね。
重要指標というのは、どれも発表されれば必ず相場が動くとは
限らないんです。
発表された瞬間に50銭、100銭動くものもあれば、
中にはまったく動かないものまであります。
となると、重要視票を狙いにいくにしても、
やはり選別が必要となりますね。
ではどういった経済指標が動きやすいかというと、
まず抑えておきたいのは政策金利関係ですね。
この政策金利は最も重要な指標なので、
どの国のものでも重要な指標となります。
特にアメリカのFOMC政策金利は全世界が注目をしているので、
50銭、80銭は平気で動きます。
チャートを見てると、
発表前と発表された瞬間のローソク足の形の違いがすごいですからね。
リアルタイムで見てると圧巻ですよw
なので、政策金利は必ずチェックしておいてほしいのですが、
それ以外でいくと、
やはりアメリカの重要指標は注意が必要です。
アメリカはサブプライムローン問題でいろいろあるとはいっても、
やっぱり世界を牽引する経済大国なので、
そこで発表される重要指標にも注目が集まります。
特にドル円をやっている方や、
ユーロ円で取引している方は要チェックですね。
アメリカの指標の中でも、
とりわけ「非農業部門雇用者数、貿易収支、実質GDP」当たりはよく動きます。
また、それ以外でも重要指標のデータを乗せているサイトで、
赤抜きになっている指標は注意しておいたほうがいいですね。
赤字になっているのは特にチェックしておくという感じですね。
毎日トレードをする前にどんな指標が何時に発表されるかをチェックしましょう。
どんな重要指標が何時に発表されるついでに、
予想がどうなっているかも見ておいてくださいね。
この予想が大きく外れると、普段動かない指標でも大きく動いたりします。
特にこれは個人的感想なのですが、
アメリカの重要指標の予測は最近外れることが多いですね。
特にマイナスに外れる傾向が強いです。
そうなると、一気に値下がりしたりしますからね。