FX初心者が東京時間で取引する時の注意点
FXをしている方の中で、
特に東京時間の取引をメインにされている初心者が、
見落としがちなポイントについてお話していきます。
まず、FXというといろんなトレードスタイルがありますが、
多くの人が高レバレッジを利かせてのデイトレードや、
数十分、早い時は数分で一つの売買をするスキャルピングなどを
メインにしていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
1ヶ月や1年単位の長期のトレードをする方なら、
そんなに細かいことを気にしなくてもいいのかもしれませんが、
短時間のトレードをする場合は、
やはりいろいろ細かい情報に注意をする必要がありますよね。
それは、チャート上の1分足や5分足といった
短い時間足の値動きの仕方やテクニカル指標の動きなどもそうです。
ですが、短期売買の場合は、
為替の値動きだけを見ておけば言い訳ではありません。
もっといろいろなものに注意を払いながら、
エントリータイミングや決済タイミングを図る必要があるのです。
じゃあ、一体どんなものに気をつければいいのか。
そこで、
今回は東京時間において注意すべきポイントについてお話していきます。
・東京時間とは
東京時間とは、要するにわれわれ日本がメインとなる市場の時間帯です。
時間としては9時から、17時くらいまでです。
この時間帯を東京時間、アジア時間といったりもします。
この時間の特徴はというと、ボラティリティが欧州時間やアメリカ時間と
比べて狭いというところがまずあります。
ドル円だと大体80銭の値幅があれば、
まあまあ動いているなあといったところでしょう。
このように値幅がそれほど大きくないので、
一回のトレードで大きくは取りにくいという点があります。
ですが、東京時間は、アメリカ時間や欧州時間と比べると、
値動きが割りとゆっくりです。
アメリカ時間になると、
ドル円でもあっという間に5銭、10銭動いたりもしますが、
日本時間だとチャートの値動きの仕方もゆっくりです。
これはチャートの動き方を比べてもらうと明らかです。
またアメリカ時間は結構ドル円でも
不規則な動きをすることが多いんです。
アメリカ時間ではチェックすべき情報がたくさんあるので、
チャートのテクニカル的な感じでは下げるところなのに、
急に逆に動いたりすることもあります。
ですが、東京時間は割りとテクニカル的に値動きをすることがおおいんです。
なので、初心者でも値動きを読みやすいという特徴があります。
そのため、初心者の方は東京時間でトレードをされる方が
多いと思うのですが、ではこの東京時間でどういうところを注意すれば
いいのかについてこれからお話していきます。