FX 移動平均線について
テクニカル指標でも色々あるのですが、
初心者が使うものとしてはやはりわかりやすくて使いやすいもので行くべきです。
もちろん、FX以外にすでに株式投資などで短期売買を経験済みの方は
いきなり複雑なテクニカル指標でいってもいいですが、
短期売買自体が初めてという方は、
やはり基礎的なテクニカル指標から始めてみるべきです。
よく、複雑なテクニカル指標の方が勝てるんじゃないかと思われていますが、
そんなことはありません。
基本のテクニカル指標でも十分勝てます。
なぜなら、その基本的なテクニカル指標は
みんなちゃんとチェックしてるからなんです。
なので、相場もそのテクニカル指標にしたがって動きやすいんです。
相場ではトレンドに逆らってはいけないという言葉があるように、
むやみに他人と違うことだけをやれば勝てるわけじゃないんです。
なので、まずは基本のテクニカル指標をマスターしてみてください。
で、そのテクニカル指標の一つ目が移動平均線です。
移動平均線とは移動平均線とは、
米国のジョセフ・グランビル氏が相場分析に適用した手法で、
日々(週・月)の足取りを平均化することにより(=なめらかな線を付随して)、
相場の趨勢を把握しようと用いたものです。
おそらく、アナタがFX生活をスタートしてから、
それが終了するまでお世話になると思われるくらいメジャーなテクニカル指標です。
これの使い方は色々あるのですが、基本としては2本の線を用意します。
移動平均線では期間の設定が出来るはずなので、
それぞれ5日と25日に設定しましょう。
短期と長期の移動平均線を使うようにします。
この移動平均線の見方としては、基本的には移動平均線の向きと、
ローソク足の位置で判断します。
移動平均線が2本とも上向きで、
ローソク足も移動平均線よりも上で推移している場合は
基本的には上昇相場と考えられます。
向きが下向きで、ローソク足が移動平均線の下で推移している場合は
その逆です。
その見方が基本なんですが、
移動平均線で注意してほしいのは
短期と長期の移動平均線がクロスした時です。
短期が長期を下から上に抜いた場合は買いのサイン、
上から下に抜いた場合は売りのサインです。
このクロスの後に、2本の向きがクロスした方向に向けば
かなり強いサインといえます。