Aナンピン買いはするな!
ナンピンとは取引で、損失を平均化すること。
買ったあとに相場が下落しても買い増して買値の平均を下げておき、
逆に売ったあとに相場が騰貴したら売り増して売値の平均を上げておく
ことによって、損失を回復しようとすることが定義です。
FXでいうと、
例えばドル円でドルが下がると思い103円で売りのエントリーをしたとしますよね。
ですが、その後相場は上昇し、103円50銭になりました。
そこで、ここから売れば大きく稼げると思い売りのエントリーをするということです。
この方法だと、確かに103円25銭まで下がれば±0にはなります。
ですが、その後上昇すると、
103円のエントリーだけを持っていた時よりも損失が膨らむんですよ。
なので、よほどの根拠がない限りナンピンは損を膨らますだけです。
というか、稼いでいるとレーダーでナンピン手法は取らないという方のほうが
圧倒的に多いです。
ナンピンをするということは、
最初のエントリーで描いていたストーリーとはすでに違うわけですから、
本来なら最初のエントリーをさっさと手仕舞いするべきなんです。
にもかかわらず、それを残した状態でさらに売り増しや買い増しをすることは
損を膨らませる危険性のほうが高いのです。
なので、ナンピンをするくらいなら、
まずははじめのエントリーの損失を確定しましょう。
そうやって、間違いを清算することがまずは必要です。
そして、0の状態で、次のエントリータイミングを待つようにすべきです。